ネット証券を使うときに覚えておきたい基礎知識としてRSIという独自の指標が存在します。これは、チャートを利用したテクニカル分析で使う指標の一つです。ネット証券を使って取引を行う際には、株価の相場を確認できるチャートというグラフを使うことが可能です。このツールは証券会社から無料で提供されている非常に便利なツールで、大体のツールにはそのチャートを分析するために様々な指標が用意されています。
その中の一つが、RSIという指標なのです。株取引を行うときには、長期的に自身の利益を求めていく投資と、短期的に利益を求めていく登記の二つがあります。投資と陶器では、利益を達成するまでの期間が大きく異なりますので、チャートを分析するための指標もまるで異なってきます。例えば、投資で利益を出そうと考えている人は、短期的な相場の変動を予測する必要背がありませんので、短期的に参考になる指標はすべて無視して、あくまでも1年や2年といった長期的な相場の変動を読み取ることに集中することになります。現実的には、相場のトレンドを読み取って将来的な株価の流れを緩やかにとらえていくことが重要です。
一方で、短期的な利益を求める場合には、最短でその日のうちにどのような値動きをするのかを予測しなくてはいけませんので、短期用のテクに勝つ分析のための指標が必要になります。この短期用のテクニカル分析のための指標がRSIです。RSIは、長期的な投資との相性はそれほど良くなく、あくまでも比較的短い期間での予測を可能にするための指標であるということを間違えないようにしなくてはいけません。
この指標の大切なところは、特定の株価の経済的な情報を参考にするのではなく、特定の株価の売買を行っている投機家の心情を読み取ることに焦点を絞っているところです。株式は世界中で売買が行われているものですが、中には世の中の景気の状態に引っ張られて、全く相場とは異なった買われ方や売られ方をしている銘柄も多く存在します。
こうした銘柄は、見かけ上の株価だけを見ていては見極めることができませんので、独自の計算式を導入することによって本当に適正な価格なのかを見極めなくてはいけません。こうした、短期的な株式に対する需要を表す指標がRSIです。この指標を見ておけば、現状で買われすぎている株式や、売られすぎている株式を容易に判断できるようになるので、短期間で結果を出しやすくなるわけです。