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個人でなるべく手数料をかけずに株式の売買を行いたいといった際に役立つのがネット証券です。店舗型の証券会社のように専門性の高い証券会社の職員に相談しながら売買する株の選定が行ないにくいといった変わりに、手数料が格安という特徴を持っています。どの株を売買するのかを完全に自分のみの意見で決めているといった方からすると、余計な手数料のせいで株による収益を減らす必要がなくなるため活用の幅が広いと言えるでしょう。

ネット証券では国内の上場企業株であれば、売買停止措置が取られている銘柄を除いて自由に購入できるようになっています。ネット証券で買える株の中には優待株というものが存在しており、ただ株を所有しているというだけで様々な株主優待が受けられるようになっていますので、よりお得に株の恩恵を受けたいなら優待株を優先して選ぶのも賢い選択だとされているのです。
そもそも株主優待とはどのようなものを指すのかというと、株を売却せず所持し続けてくれている個人株主に対して、株を発行している企業側がお礼として商品やサービスを提供するといった制度のことだと捉えておけば問題ありません。どの企業もも株主優待を用意しなければならないといった法律は存在していないので、株主優待がある企業とない企業が存在していることも頭に入れておくといいでしょう。

株主優待でどのような商品やサービスが得られるのか具体例を挙げるなら、最も分かりやすいものでいえば商品券やお食事券、クオカードなどが無料でもらえるというものが挙げられます。自社製品の内から気に入ったものとひとつ交換できるチケットや、自社運営の飲食チェーン店であればどこでも使える数千円分のお食事券が自宅まで送られてくるのだと想像しておいてください。また自社とは関係ないコンビニエンスストアやドラッグストアなどで使用できるクオカードを提供してくれる会社もあることから、必ずしも自社に関わるチケットなどに株主優待は限定されてないといった特徴もあります。

サービスで言えばアミューズメント施設に回数制限があるとはいえ無料で入れるようになる、無人タイプのガソリンスタンドでのガソリン代が割引されるなどといったメリットを享受することが可能です。食品メーカーの株を持っているだけで、自社製品をダンボールにつめて送ってきてくれるといった株主優待もあることから、優待株は長期ホールドに適した株として扱うことを推奨します。