証券会社が取り扱う銘柄には様々なものが存在します。国内株式の他にも海外株式、投資信託、債券、先物・オプション、海外先物、FXなどの金融商品があり各ネット証券が得意とする分野にも違いがあります。海外株式はアメリカや中国、韓国、ロシア、ベトナムなどの国々の企業の株式が取り扱われています。国内株式とアメリカや中国の株式を取扱っているネット証券は多く見られますが、韓国やロシア、ベトナムなどの企業の株式を扱う会社は珍しい存在です。また同じアメリカ企業の株式を取扱う証券会社でも、銘柄数に違いが存在します。アメリカその他各国の株式を幅広く扱う証券会社もあれば、特にアメリカや中国の企業の株式を集中的に取り扱うネット証券もあります。
株式その他の金融商品に投資を行う場合には、自分の投資スタイルを確認することが重要です。短期的な売り買いを行うのか長期的な取引を行うのか、どのような金融商品に投資するのかなどの違いによって最適な証券会社は異なります。証券会社を選択する場合には、まず手数料やその会社が得意とする分野を確認します。手数料が安さは証券会社を選択するための重要なポイントですが、適切なサポートを受けるかどうかも大切です。一般的にネット証券は短期的な取引を行うために使用されることが多く、手数料も割安な傾向があります。口座開設や資料請求、口座維持は無料が基本ですが取引を行う際に手数料が必要となります。手数料には消費税が課税され、株式の売却益には所得税や住民税が課税されるので注意が必要です。
手数料など取引にかかる費用に注意しつつ、投資対象となる金融商品を決定します。証券会社によっては得意とする分野に違いがあり、海外9か国の株式に投資できる会社もあります。また海外株式の他に海外先物に投資できる証券会社も存在します。証券会社によっては取引のための独自のツールを利用できる場合があり、市場の変化にいち早く対応することができます。日本でも一般的な存在となっているアメリカ株式ですが、通常のネット証券ではおよそ1500銘柄ほどの取り扱いがあります。一方アメリカ企業の株式を得意とする証券会社ではおよそ3300銘柄の株式が取り扱われています。証券会社によっては買い専門の場合もあるので注意が必要です。様々な証券会社が存在する中で特にインターネット上でサービスを提供する会社は、手数料が安い傾向があります。一方で証券会社を選択する場合には、自分の投資スタイルにあったものを選ぶことが重要です。