ネット証券と入金方法

ネット証券会社を利用して証券取引を行う場合には、証券口座を開設してから購入資金と手数料を証券口座に入金する必要があります。一般的に証券口座への入金方法は、証券会社が指定した銀行口座に振り込みを行う必要があります。振込を行ってから翌日以降に証券口座に資金が反映されるケースが多いです。振込手続きは銀行の窓口またはATMが利用できますが、振込手続きが完了するのは翌営業日となります。
ネット証券口座でも指定された銀行口座への振込で入金ができますが、銀行のネットバンキングサービスの登録またはインタネット銀行に口座を開設していれば、即時入金サービスを利用することができます。即時入金サービスのメリットは振込手数料が無料であることと、入金手続き後にすぐに証券口座に資金が反映されて取引を行うことができることです。サーバーメンテナンス時以外であれば、夜間・休日でも即時入金サービスが利用できます。
ネット証券会社に即時入金サービスを利用して入金する際は、ネット銀行ではなく証券会社にログインしてから入金手続きを行います。証券会社にログインして、「入金」の項目を探します。「入金」タブをクリックすると「即時入金」または「ペイジー入金」などのボタンが表示されます。即時入金の手続きに進むと、金融機関名一覧や入金額の入力画面が表示されます。最低金額以上の金額を指定し、利用しているネット銀行またはネットバンキングサービスに登録した金融機関を選択します。金融機関を選択すると、その銀行のネットバンキングサービスのログイン画面が表示されます。ネットバンキングにログインする際と同じようにIDとパスワード、必要に応じて乱数表の指定された英数字やワンタイムパスワードなどを入力して、ネットバンキングにログインします。
ネットバンキングのログインに成功すると、既に指定した金額の振込画面が表示されます。金額や普通預金口座の残高を確認して、必要に応じて振込用のパスワードや暗証番号、乱数表の英数字、ワンタイムパスワードや生年月日、秘密の質問の答えなどを入力して「振込」ボタンをクリックします。手続きが完了すれば自動的にネットバンキングサービスがログアウトされます。入金手続きの間は、ネット証券口座はログインした状態にしておきます。入金手続きが完了したら証券口座のアカウントで残高を確認して、入金が反映されているのを確認します。
証券口座に入金が反映されたら、すぐに取引を開始することができます。ネット証券口座を利用する場合には即時入金サービスが便利でお得なので、インターネット銀行の口座も開設しておくことをおすすめします。