ネット証券で、株取引をするために口座を開設すると、まず取引の為に入金が必要になります。
入金して株取引をする際に、注意したいのが手数料です。
取引をする前に手数料の確認が必要です。
ネット証券の一番の売りは、手数料の安さです。
対面店など担当者がいて人を介して注文をだすより、ずっと安い手数料で取引することができるからです。
手数料ですが、多くのネット証券会社では、手数料に関していろいろなコースを設けている所が多いです。
その為、取引を行う前に、手数料のコースを確認して、予め設定しておかないと
自分が選択したかったコースとは異なる手数料コースで取引をしてしまうことになります。
通常、株取引をすると注文したものが成立した金額に対して、何パーセントかの割合、もしくは、金額のテーブルがあり、成立した金額した金額がどのテーブルに入るかで手数料が決まります。
例えば、50万円の取引が成立したら、その1.2%分が手数料、もしくは、10万以上50万円以下は、1000円の手数料という風になります。
これは、1回の取引に応じてかかるので、50万円の株を買って、50万円の株を売ったらそれだけで10000円の手数料がかかってしまいます。
これだと1日に何回も取引したい人にとっては、とても効率が悪い手数料なのです。
特にネットの場合、少額で自分で何度も気兼ねなく取引ができるということが魅力なのにも関わらずです。
(もちろん、お金がある限りですが・・・)
その為、多くのネット証券が、1日に何度も取引を行う人ように設けているのが、一日定額コースです。
一日定額コースは、値段のテーブルがあり、1日の成立した値段に応じて手数料が決まるというコースです。
例えば、1日定額コースで、100万円までは、500円、300万円までは、1000円となる場合、
一日に50万円の株を買って50万円の株を売った場合、先ほどは1000円かかったのが、1日定額コースの場合は、500円の手数料になります。
また、多くのネット証券で、一日定額コースを選択した時に、同一銘柄を同日に売買(こういった取引を日計りと呼びます)をした場合は、買いの成立代金だけを計算するということも行っています。
先ほどの例で、50万の株を買って、50万の株を売ったのが同じ銘柄Aだった場合、手数料は500円で変わりませんが、その後別のB銘柄の株を50万円で買った場合でも500円の手数料で済みます。
日計り取引、金額を決めてその間に何回も取引をしたい方は、一日定額の方が手数料は安くすみます。