現在はカードローンとキャッシングは同義として扱われることが多いですが、厳密にはやや違っています。
違いはカード発行の有無
キャッシングの中でもカードを使用して借入できるタイプをカードローンと呼んでおり、カードが発行されないタイプをキャッシングと呼ぶのが普通です。
キャッシングはカードを使用せずに借入ができるので、カードローンより広い意味合いがあると考えてよいでしょう。
緊急でお金が必要になったときは、融資までの時間で選択する方が多いでしょう。
これは問題ありませんが、今後の借りやすさも考えておく必要があります。
カードを利用できるタイプだと、店舗の営業時間外でも借りることができます。
例えば店舗は17時で閉店する場合でも、コンビニATMに対応していれば深夜の借入が可能です。
出費はあるとき突然にやってきますから、万が一のことを考えてカードありのローンにしておくのが得策でしょう。
最近はネットバンキングで利用する方が増えてきましたが、ネットで借りる場合の使い方は口座振込が一般的になるでしょう。
口座の残高不足を解消するために使われることが多いです。
公共料金の支払いが不足している場合に、振込ローンを利用して指定口座に振り込めば残高不足を解消できます。
他社ローンの支払いが足りないときも、一時的に借りるという方法が役立ちます。
ローンの延滞は信用力を落とすため、延滞するくらいなら一時的に新規ローンで借入して返済したほうが安心です。
このように利便性の高いネットでの借入ですが、手元にすぐにお金が欲しいときがあるでしょう。
口座に振り込んでもらうのではなく、寂しい財布を満たしたいと考えるときがあるはずです。
そんなときは、やはりカードで借入できるローンに勝るものはありません。
カードローンの便利さを味わってしまうと、カードのないローンは物足りなくなるでしょう。
コンビニ帰りに気軽に借入できますし、返済するときも楽です。
深夜に借入して3日後の早朝に返済するなんて利用法もありですし、何よりコンビニATMは多くの金融機関と提携しているのでローンの利用だと怪しまれません。
コンビニATMを操作しているときに家族と出くわしても、ローンだとはバレないのです。
財布にお金が少ないとき、飲み会でお金を使いすぎて帰宅費用がなくなったとき、などはカードローンが役立ちます。
カードを発行しておいて損はないので、普段はネットキャッシングばかり使用するという方もカードは発行しておきましょう。