楽天証券は日本に実在する証券会社のことです。
インターネット通販でよく知られている楽天市場を運営する楽天の100％子会社です。
楽天証券自体は株式会社として存在しますが、証券取引所には上場していません。
従来型の証券会社とは違って、インターネット専業の証券会社という顔を持っているのが特徴です。
日本のインターネット専業証券会社の大手5社のなかに入っているほど、規模が大きく、知名度も高くなっています。
80万の口座数を誇っており、1兆円を超える規模の預かり資産がある状態です。
本社は東京都世田谷区に存在します。従業員数は340名で、日本証券業協会などの協会に加入中です。
金融商品取引業者としてきちんと登録を済ませており、安全に取引ができる証券会社でもあります。
証券会社らしく、多くの投資用の金融商品を取り揃えています。
このラインナップの中から投資家が自由に選べるようになっており、自分の資産として保有したり、売却して利益を出すなどのいろいろな工夫ができます。
定番の株式だと、国内と海外の銘柄から選ぶことが可能です。
各種銘柄を選ぶのに参考になる、四季報をインターネットで確認できるのが便利です。
財務やキャッシュフローの状態、主要株主や業績、配当の水準、資本移動に役員などの詳細が記載されているのが四季報で、通常であれば書籍を購入する手間がありますが、楽天証券であれば利用者に対していつでも好きな時に閲覧できるように公開してくれます。
それも発行日の当日のデータを公開していますので、素早く最新の内容を知ることができ、銘柄の選定や保有中の銘柄に対する判断に便利です。
株式の場合だと通常の現物取引に加えて、信用取引も行うことが可能です。
海外の銘柄のラインナップが充実した証券会社として人気があるのも特徴です。
取引できる国の市場はアメリカと中国、シンガポールやタイ、マレーシアなどのアセアン各国です。
海外ETFの取引にも応じてくれます。
投資初心者から上級者まで幅広く活用されている、投資信託のラインナップが充実しています。
銀行で取り扱っているものよりも種類が豊富なのがメリットです。
ノーロードや低保有コスト、トータルリターンやファンドスコア上位銘柄などのカテゴリ分けがされていますので、目的の投資信託を探しやすく工夫されています。
普通の購入方法の他、コツコツと投資がしやすい投信積立の申し込みが可能です。
業界では最も低い水準ともいえる、月々100円から投信積立に参加できるようになっており、少ない資金でも気軽に始められるのが優れた部分です。
大人気のFXも、楽天証券内でサービスを提供中です。
スプレッドの幅が狭く、米ドル円の通貨ペアなら、0.3銭の水準です。
固定が原則となっていますから安心して何度も取引できます。
英ポンド円なら1.0銭、ユーロ米ドルの通貨ペアだと0.4pipsです。円との通貨ペアだけでなく、外貨同士の通貨ペアの取引もできることから、資産運用の幅が広がります。
リアルタイムで価格が変動するFXの取引で便利な、オンライントレーディングツールを用意してくれています。
まだ楽天証券に口座開設を行っていない人でもこのオンライントレーディングツールを無料でお試し利用ができますので、使いやすさを確かめるにはおすすめのサービスです。
国債や社債などの国内外の債券や、先物・オプション、商品先物に金やプラチナの取引などが選択できます。
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