独身や夫婦共働きの家庭の人は、
まだ貯蓄や自由に使えるお金に
余裕があるかもしれません。
しかし、小さい子供のいる家庭や大家族の場合は、
保育園に入れるのもお金がかかり
空き待ちでなかなか入れず、
頼れる祖父母も仕事をしていたり遠方だったりで、
外での夫婦共働きは断念するしかなく、
夫の収入だけで
なんとか節約しながら頑張っている、
という家庭もたくさんあることでしょう。
生活費というのは、見えるお金として、
- 食雑費
- 光熱費
- 通信費
- 医療費
- 保険
- 家
- 車などの維持費や税金。
見えないお金としては、
子育て世帯であるがゆえの交際費だったり、
他にも子供が大きくなったときに
不自由をさせないために
少しずつ学資貯金をするなど、
各家庭によってそれぞれ違う出費があるものです。
子供が中高生になりました。ほぼ手も離れました。
妻も社員として社会復帰し、
家計に少しでも余裕ができるようにと
共働きを始めたとしましょう。
しかし、夫婦共働きができる状況になっても、
会社により待遇は違いますが、
妻が正社員や派遣社員として
バリバリ働くのは厳しいことが多いものです。
社員だと、家庭を犠牲にしてでも
仕事をこなす責任があります。
必ずしも定時で帰れるとは限りません。
急な残業になることも多々あります。
そして子供の体調が悪くても、
ほとんどの会社は急にはなかなか休めないものです。
自由が利く会社なら
それは可能かもしれませんが、
急に休めば周りの人への負担が大きくなり、
迷惑をかけてしまいます。
そのため周りからの当たりがきつくなったり、
辞めさせられるかもという不安の中で、
さらに無理してストレスを抱えながら
働く女性は多いものです。
中高生とはいえ思春期の不安定さや、
家庭を犠牲にされることへの
不満からのストレスなど、
口では平気といってくれていても、
親は子供の体調や態度で変化を察してしまうものです。
そうして仕事と家庭を両立させるために
頑張りすぎて、体を壊して
休まざるを得ない人もたくさんいます。
それでも働かないと生活することだけで
一杯になってしまい、
貯蓄や必要なことにお金が回りません。
子育てが完全に終わるまでは、
まだまだ中途採用の女性が、
社員として働くことには大きな壁があるのが実情です。
本来なら扶養範囲内で働けることが、
家庭も円満でいられる
ベストな働き方なのかもしれませんね。
しかし子供が大きくなればなるほど、
必要となる金額も想像以上に大きくなるものです。
貯蓄するためにと一生懸命に節約しても
予定外の見えない出費は、
ほぼ毎月あることが多く計画を立てていても
なかなか思うようには進まないものです。
そこでやるべきことは、
どれだけ大きい固定出費を抑えることができるか!
この大きな固定出費を
見直すことによる支出カットができれば、
少しずつでも必ず貯蓄ができるようになるはずです。
次は、
確実に毎月もしくは毎年かかっている
といわれる
大きな固定費を減らす方法をお教えします。