取引をするうえで気になるのが取引手数料ですが、DMM.comでは取引自体にかかる手数料は存在していません。トレーダーが負担することになるのは、スプレッド差のみだけです。そのスプレッドも国内他社と比較しても最小レベルで、米ドル円であれば0.3銭、ユーロ円は0.6銭、ポンド円は1.1銭、豪ドル円は0.7銭となっています。スプレッドの狭さは、特に短期的に取引を繰り返す人にとっては重要です。取引回数の多い人は小さな値動きで売買を繰り返す傾向にあるため、スプレッドが広いと十分な利益を確保することが難しくなってしまうためです。また、流動性が低いときや相場が荒れているときには、通常提示しているスプレッドから拡大することもありまます。しかしDMM.comでは提示率も99%を維持しているため、特殊な取引状況以外では不利なレートでの約定はほとんどないでしょう。こうしたこともDMMのFXが人気を集めている要因の1つです。また、当然のことながら口座管理費なども発生しません。
入出金に関しても手数料は無料です。入金はリアルタイムに口座に残高を反映できるクイック入金、振込による通常入金を利用することができます。通常入金の場合は銀行への着金を確認後に口座に反映されるため、手続きをしたタイミングによっては、反映が翌営業日になることもあります。特に銀行営業時間である15時を過ぎてからの入金では、取引をしたいときに口座残高に反映されない可能性があるので注意しましょう。通常入金では振込手数料も発生します。都市銀行や地方銀行、ネット銀行をはじめとした多くの金融機関に対応していますので、できるだけクイック入金を選ぶようにしましょう。出金に関しても手数料は完全無料です。15時までの申し込みであれば、翌金融機関営業日に、それ以降の申し込みは翌々営業日に出金処理が行われます。出金が確定していない状態であればキャンセルすることにより、再び余力に反映させることができます。ポジションを持った状態で出金をすると、証拠金維持率が低下してしまい、値動きによってはロスカットになることもあります。ポジションを持っているときの出金には十分注意をし、安全を確保しておかなくてはなりません。
株式取引をすることはできませんので、コストに関してはFXやCFDのスプレッドのみを意識しておけば問題なく、それ以外で何か出費が発生するようなことはありません。