マネックス証券の手数料は?

マネックス証券で取引をする際の手数料は、どのサービスも比較的安く設定されています。例えば、株式の売買をする場合は1回毎に計算するか、1日定額で計算するかを任意で選択可能です。

1枚毎の計算をする場合は、1回の約定毎に約定金額に応じて計算していく形になります。約定金額が10万円までであれば100円だけ、20万円までの約定金額でも180円と、他の証券会社と比べても安めの設定です。約定金額が50万円や100万円と高まると、450円から1000円と高めになり始めるので注意が必要になります。

1日定額で計算をする場合は、1日の約定金額の合計から計算をする形です。例えば、1日の約定金額の合計が300万円までなら2500円が発生します。600万円までなら5000円、900万円なら7500円と、約定金額300万円ごとに2500円が加算されていく仕組みです。取引回数は制限されていないので、1日の間にどれだけ取引を繰り返しても、約定金額が300万円までなら2500円で済みます。

同じ株式投資において、IPO株の購入時や抽選も手数料はかかりません。抽選に申し込む手続きの過程で、取引口座に十分な資金が入金されているのを確認する必要がありますが、ネットバンキングで入金手続きも無料となっています。抽選に参加する事自体に費用がかかる事はないので、IPO株への挑戦がしやすい仕組みです。

立会外分売においても、買い付けの際に余計な費用を支払わずに済みます。前日終値と比較して安めの価格で買い付けできる傾向にあるので、よりコストの低い投資にする事が可能です。

FXの取引をする場合の手数料は、10000通貨以上であれば無料です。ただし、10000通貨未満の場合は取引の際に1000通貨につき30円がかかるので注意しましょう。

これら以外の金融商品も手数料が無料であったり、安かったりと、マネックス証券は金融商品の売買にかかるコストが全般的に低めです。他の証券会社で有料とされる事のある口座維持費もかからないので、安心して口座を維持し続ける事ができます。

金融商品の売買の利益を増す上で、手数料の額は大きな影響を与えます。取引回数が多くなったり約定金額が多くなったりすると特にコストが増すのが一般的ですが、マネックス証券のシステムは投資のスタイルに関係なく利用しやすい金額設定です。初心者にとっても熟練のトレーダーにとっても、投資をしやすい環境になっています。